旅人のための なごや喫茶店ガイド written by まみー



旅人のための なごや喫茶店ガイド

【ガイドの使い方】
名古屋の特徴的な文化の一つである喫茶店。せっかく名古屋に旅行にきたんだから、
そのディープな世界にぜひ浸ってみたいもの。

このガイドではどっぷり名古屋っぽさに身を投じてみたいとき、
非日常の「旅」という空間からちょっと日常に戻りたいとき、名古屋の○○が食べたい!
など目的や気分に合わせてお目当ての喫茶店を一目で選べるようにチャートを用意しました。

縦軸は上に行くほど名古屋っぽさがアップ、横軸は左にいくほど昔ながらの喫茶店、
右にいくほど現代的なカフェになっています。


お店をプロットしているポインターは1~5の名古屋要素をあらわしています。

1モーニング
名古屋喫茶の代名詞、モーニング。コーヒーを頼むとトースト、卵、サラダなどがついてくる。開店から11時くらいまでのサービス。

2ドリンクについてくるおまけ
これも名古屋独特の習慣。豆菓子やあられが小袋で提供されることが多い。

3小倉トースト
バターたっぷりのトーストに小倉あんをのせた一品。あんぱんは全国区なのにトーストにのせた瞬間、なぜか名古屋特有の食べ物に。
あまじょっぱさとバターのコクたっぷりのトーストはなんとも背徳的なおいしさがあります。

4鉄板orあんかけスパ
どちらも名古屋圏外では見かけない食べ物。鉄板スパはこびりつかないように薄焼き卵が敷かれている。あんかけスパはこってりしたソースにくわえて、2ミリ以上ある太い麺も特徴的。小麦の味わいがしっかり感じられる。

5その他の名古屋要素
上の4つだけでは表せない名古屋的な特徴をガイド本文で紹介しています

マド

住所 名古屋市千種区高見2-10-11
電話番号 052-763-7484
営業時間 5:30~17:00(定休日なし)

ザ・名古屋の喫茶店
おばあちゃんのお家に帰ってきたような暖かさとレトロ感

地下鉄東山線今池駅から徒歩3分の場所にある『マド』。50年以上営業を続けている老舗店です。少し奥まった入口を入ると、お母さんの「いらっしゃい」の声でこちらも元気をもらえます。

ゆったりしたソファーのテーブル、カウンター、常連さんが集う大テーブル、昔懐かしいビデオゲーム台、気分によってお好きな席を選べます。
ずっしりしたガラスの灰皿、アルミプレートに乗せられたあつあつの布おしぼり、棚にぎっしり並んだマンガ、壁に貼られた常連さんのコーヒーチケット…昔ながらの名古屋の喫茶店の姿がそこにあり、そこに行けば誰か知り合いがいて話ができる、という地域のコミュニティのハブになっています。

もし一人で行ってなじめなかったら?という心配はご無用。おしゃべり好きな女主人が気さくに話しかけてくれます。

超!早朝モーニング
名古屋の喫茶店は他の地域に比べて開店時間が7~8時頃と早いところが多いですが、マドはなんと、5:30開店!開店後、すぐに店内が埋まるほどの大人気。300円でトーストとゆで卵がつきます。
トーストはお母さんが一斤を5枚に切り分けて提供。3センチ程度の適度な厚みがあり、食べ応えがあります。

ボリュームいっぱい日替わりランチ600円
しょうが焼きやとんかつなどがメインの日替わりランチにはコロッケ・サラダ・ハム・目玉焼き・冷奴・赤だしがつきます。一つ一つ手作りでボリュームたっぷり。実家のご飯を食べてるみたいなあったかさがあります。

壁の写真の秘密
店内にはところ狭しとアイドルの写真が貼ってあります。実はマドは、とあるアイドルグループメンバーのご実家。お孫さんの活躍を楽しそうに話してくれます。



むらやま エスカ店

住所 名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
電話番号 052-452-0550
営業時間 7:45~20:30(定休日なし、エスカ営業日に準じる)

新幹線に乗る前後のすきま時間に
名古屋駅からエスカレーターを降りてすぐ「エスカ地下街」の入り口付近にある『むらやま』は新幹線移動のちょっとしたすきま時間にも使いやすい立地です。
店内にはキャリーバックを持ったお客様がちらほら。(大きい荷物は預かってもらえます)名古屋旅の最初に、最後に、コーヒーでくつろぎませんか。

老舗和菓子屋さんの直営店ならではの特徴!
名古屋の喫茶店では飲み物をオーダーすると、だいたい豆菓子やおかきがおまけとしてついてきますが、むらやまは名古屋名物「ういろ」が出てきます。
これはむらやまが老舗和菓子屋さん大須ういろの直営店舗だから。分厚く切られた「ういろ」は上品な甘さでコーヒーとの相性も抜群。その時々によってさまざまな種類の「ういろ」を提供してもらえます。 もし、お好みのういろに出会えたら、お店に併設された売店でお土産として買って帰ることもできます。

もちろん和菓子屋さんのあんこを贅沢に使った小倉トースト、小倉チーズトーストもおすすめです。


ヴァンサンヌ ドゥー

住所 名古屋市中区錦3-6-29サウスハウスビルB1F
電話番号 052-963-8555
営業時間 11:00~23:00(定休日なし)

夜までやってる落ち着いた大人のカフェ
栄のにぎやかな街の喧騒から少し離れてゆったり空間でコーヒーを楽しむならヴァンサンヌドゥーがおすすめです。名古屋らしさはあまりないですが、上質な時間をすごすことができるおすすめカフェです。朝早い分、閉店も早いことが多い名古屋喫茶店ですが、ヴァンサンヌドゥーは23時まで営業している夜カフェでもあります。

豊富なデザートのバリエーション
お店の代名詞的な存在のアップルパイはオーダーが入ってから焼き始めるので20分ほどかかりますが、待つ価値ありの絶品。アイスクリームをトッピングすると、おいしさ倍増。 そのほか、季節のフルーツを使ったタルト、濃厚なチーズケーキなどもおいしく、食後の「別腹」を堪能できます!

上質な時間を演出するコーヒーカップにも注目!
ヴァンサンヌ ドゥーの温かいコーヒーは、すべてデンマーク王室御用達の「ロイヤルコペンハーゲン」のカップ&ソーサーで運ばれてきます。日本の古伊万里染付の影響を受けたコバルトブルーのブルーフルーテッド柄をはじめ、様々なデザインのカップが店内を彩ります。今日はどのカップかな、と思いをはせながらコーヒーの出来上がりを待ちましょう!


シヤチル

住所 名古屋市千種区今池1-5-9
電話番号 050-5595-5106
営業時間 11:30~23:00(定休:日曜・第2/4月曜)

昔ながらの名古屋喫茶店とモダンカフェの融合
地下鉄東山線今池駅と千種駅の間に2018年5月にオープンしたシヤチル。 贅沢な空間使い・インテリアグリーン・バースペースとしても使える大型カウンター・洋楽POPを中心としたBGM・インスタ映えする小物等の若者的要素を軸に、店内はどこかレトロを感じさせる雰囲気でまとめられています。
東京でインテリアデザインを学び、ロンドンで店舗マネジメントを習得した名古屋出身のオーナーが、名古屋から喫茶店文化を発信したいという思いで、モダンなカフェと昔ながらの名古屋喫茶店らしさを融合させたお店です。

シヤチルの店名の由来
名古屋といえばしゃちほこ。鯱を動詞化して「鯱る」=シヤチルという意味と、鯱+Chill(英語でゆったりくつろぐの意味)という意味を掛け合わせてシヤチルというのが店名の由来。店内には鯱の文字をかたどったネオンサインも。

ニュージェネレーション名古屋メシ!写真栄えもばっちりのフードメニュー
名古屋喫茶店定番の小倉トーストや鉄板ナポリタンもバッチリメニューにラインナップ。ただ、従来のレシピから一ひねりしているのがシヤチル流。たとえば小倉トーストは「あんバタサンド」となり、こしあんを使ったうえで、薄いパイナップルスライスがアクセントに入っています。鉄板ナポリタンは「ナイトナポリタン」と名付けられ、夜のみの提供。牛タンが乗っており、夜ご飯としても食べ応えのあるメニューになっています。
飲み物のおすすめはクリームソーダ。写真映えする透明感のあるスカイブルーのソーダに形よく整えられたアイスクリームとさくらんぼが目に鮮やか。 どのメニューも見た目に楽しく写真映えします。シヤチルは旅人にとって、「名古屋らしい」「新しい」「おしゃれな」お店への訪問を「写真でSNSで友達に拡散」しやすい特別な場所といえます。



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